「です・ます」英語学習法

学習心理学理論に基づく英語学習は成績向上の切り札

英語学習は学習心理学にお任せ⑨

 今度は 「ます」ちゃんチームをカードを使って練習します。

 

 「ます」ちゃんチームは、英単語だけよりも、絵も描いてある方が、

「食べます」 とか 「走ります」 とかが イメージしやすくて

単語を覚えるのにも良いかもしれません。

 何しろ、「ます」ちゃんは大勢いますので。

 

 やり方は「ですちゃん」チームとほぼ同じです。

 3枚程度の主語カードと 数枚の一般動詞カード

 そして、三単現用のs と お助けマン Do  カードくらいを

置いておきます。?もいります。

 目的語がいるものでも、目的語カードは置かずに始めます。

 

 「あなたは 食べます」と言って、  You eat.    とカードを並べてもらい、

発音してもらいます。

 カードはなくても、その後、「朝食を」と付け足し、

You eat breckfast. と再度言ってもらうことで、

主語+動詞の部分の練習が必ず多くなりますので、日本語と語順が違っても、

You breckfast eat   あなたは朝食を食べます の間違った語順になりにくいです。

 

 そして、疑問文にうつりますが、Doカードが置いてあるので、

容易に思い出して、先頭に Do を持ってこれます。

 混乱したくても、ケンカ中の「です」ちゃんチームカードは

ありませんので( *´艸`)

 書かせると間違う場合も、カードですると「無から有」は生まれないので

良い感じです。

 

  you eat ?

 

 

He eats.   の場合は  最初は Do を先頭に、それから  をとって Do に付け

Does になっていることをまず意識。そこが定着したら、最初からDoesカードを

出します。

 

 間違うと間違いを学習してしまいますので、間違わせないようにすることが

大事だと思います。

 

 多くの文型に触れて、ごっちゃになるのは避けたい学習心理学です。

 

*シンプルな英単語カードはあまりないので、作成してもらいました。

 裏表で、先頭が大文字か小文字かの違いがありますので便利。

 スペルチェックはしていませんし、色分けには工夫がいるところです。

 期間限定で使えるように貼っておきたいのですが、やり方が分かりませんので、

次回以降になりそうです。

 

英語学習は学習心理学にお任せ⑧~カードを使った学習~

ここまでは、

 ①説明にストーリーを持たせて有意味にして、記憶しやすくして 

 ②超簡単な基礎的な文で、英語の文の構造をはっきりさせ、 

 ③混乱しがちな「です」ちゃんチーム(Be動詞)と

  「ます」ちゃんチーム(一般動詞)をしっかり区別

 

してきました。

 

 実際に教える時には、ことばでの説明だけではなく、実際にパターン練習をすることで、理解は確実なものになります。

 

 でも、書くのはスペルも分からないし、写すだけでもうんざり ということも

あり得ます。

 スペルを覚えるためには、書く練習も必要ですが、まずは文法、骨格をおさえ、

英語学習に抵抗をなくすために、私は

   各種のカードを用います。

 

 これは、書く負担を減らすだけでなく、動作で英語の仕組みを覚えるためにも

最適という積極的な意味合いを持っています(*^^)v

 

 私のブログのアイコンは英語カードの1つの例です。

 英語だけなので、どちらかというと、それなりにレベル高めの場合に使います。

 

 最初は    I   You He  くらいの3枚の主語カードと

 ですちゃんチームの am   are  is    の 3枚のBe動詞カードと

          boy   girl  student  の3枚くらいの名詞カードを出します。  

 冠詞の  a  や ? もいります。

 

 「ぼくは です 男の子」のように言って、I am a boy.  を作ってもらいます。 

 「じゃ、あなたは だったら?」のように言って、主語を置き換え、Be動詞が

変化するのを十分実感してもらいます。その後、boyの方(補語)も入れ替えてもらいます。

 

 そして、いよいよ質問文。「あなたは生徒ですか?」にするために

     You are a student.  を変形させる場合、

 「カードを1枚だけ動かすように」と言って

 必ず、"are"のカードを先頭に移動させます。

 

  両手を使って、You  と are   を入れ替える人も多いですが、「1枚だけ」

 強調して、「質問文は前に出ていく」感覚を覚えてもらいます。

 

  つまり 元気な「です」ちゃんジャンプの図です。

  単語カードの方は裏返すと大文字になるように作成してあります。

  are を先頭に出すだけで良いのに、後ろまでいじりたくなる人たちの誤学習の

消去や Am I  ~ は聞きなれないので、迷っていた人もこの方法ですと、

パターンをすぐに覚えられます。

 最初のうちは、boy やstudentの文字だけのカードではなく、 男の子や生徒も

描かれている絵カードを使ったりすると、さらに簡単。  

     you   a   student  ?

 

 

 

 

  

 

 

 

 

英語教育の常識は心理学の非常識③ ~算数学習と比較して~

 例えば、小1算数の教科書に、「身近でよくあることで自然だから」と、

 

 「しょうたさんは298円(税込)のお菓子セットを買おうとしました。今日は特売でそこから5%引きになります。しかし電子マネーの残高は243円しかありませんでした。そこで1000円チャージしてから支払いました。電子マネーの残高はいくらでしょうか?」

 

 という問題が載っていたらどう思いますか?

 

 算数は専門ではないので、何年生レベルの計算になるのかはすぐには分かりませんが、いくら自然な設問でも、色々な要素が満載で、小1には無理なのは一目瞭然だと

思います。

 漢字をわざと使っているところも、関係ないようでもちろん関係あり。

 

 でも、小5の英語の教科書には(小4からは英語の授業はありますし、小1からやっているところもあるようですが)、

 

 What do you want for your birthday?    とか

 What would you like?  → I’d like○○  が

 

 載っています(゜_゜>)

 

 確かに自然で、楽しい話題なのかもしれませんが、入っている要素としては、

先ほどの算数の例と変わらないことないですか? 

 英語と算数の単純な比較はできないのは、承知していますが・・・

 

 これはペンです。これはペンですか。はいそうです。    のような

「いつ使うんだ?」という文が例になることや、文法偏重との視点で、

英語教育は変わったようですが、でも、教え方の順番としてどうなのかなあと

学習心理学が専門の私は、いつも思います。

 

 日常で、一列にきちんと並んでいるうさぎやかめを数えるシーンは

ないと思いますが、算数ではそういう問題はよくあります。

 数を数えられるようになる必要はあるので、基本を教える段階では、

色々なものを数えて練習すればいいと思います。

 

 英語でも、別に最初から難しい文を取り入れなくてもいいのではないかというのは、

間違っているのでしょうか?

 

 英会話教室に行っている小2の子が、きれいな発音で、

What’s this ?と言っていましたが、 

 What  (  is   )  (  this   )?  に分けることはできない。

 学校で習うようになって、 What's is this?   になって、苦労しないことを祈る

ばかりです。

 

 そんなことある?と英語が得意な方は思うかもしれませんが、結構、実際に経験しています。

 ただ、私は、「英語が得意だから、さらに伸ばしたい」と言う人に教えることは

ほぼありませんので、母集団が片寄っているところはあるかもしれません。

 

 こどもたちの記憶力の高さを活かして、小学校の間は、ボキャブラリーを増やして

おくだけでも、良いような気がします。それから音の聞き分けと、発音。

 

 中途半端に色々な文型に触れることで、文法で混乱する人が多すぎな印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOEICとマクドナルドとロッテリア

 TOEICは、トラップが多数しかけられているようです。

 私もそれは解説本で知りました。

 

 どのようなトラップかと言うと、

「リスニングで問題文中に出てきた単語が入った回答を

選ぶと間違えがち」という(-"-)

 心理学者達の仕業でしょうが、性格悪い 

 何て言うと、天に向かって唾をはくことに・・・

 

 ところで、ロッテリアのフルポテの味で困ったことは

ありませんか?

 マックのナゲットソースは、バーベキューとマスタードと知っていて、

しかも日常的にも使う言葉だからいいのですが、

 

 久しぶりにロッテリアに行って、ポテトを注文したら、

「お味は」と言って「バターしょうゆ風味かトリュフバターかハニバタマスカルポーネ」(ネットで検索しました)と列挙されたら、しっかり覚えられない・・・

 もう一度聞き返すのも面倒だし、そこまでこだわるわけではないので、

聞き取れた単語で「え~と、しょうゆで」と言ってしまいました。

 

 こういう答え方をすると、TOEICは誤答ですね。

 一部を聞き取った単語の繰り返しは誤答率高し。

 

 フルポテの方に関しては、味をいきなり列挙せず、「味は3種類です」と最初に言ってくれるとそれだけで把握しやすくなります。

 この辺も簡単なことだけど心理学的教え方のコツですね。

 

 

 

 

 

 

英語学習は学習心理学にお任せ―番外編「仲直り❤」

早く「です」ちゃんチームと「ます」ちゃんチームには

仲直りしてほしいです。

 

協力した方ができることは多くなります。

現在進行形も受動態も・・・

 

でも十分に区別がつかないうちに(つく人ももちろんいますが)、

現在進行形が出てくるのは、どうなのかなあと思います。

中1でするよりも、むしろ2年の比較級が先でいいような。

英語教育的には、早い段階で出す必要があるのでしょうか・・・

 

1回赤く染められたものを青く染め直すのは大変です(誤学習の消去)。

白を青く染めるのは、それほど難しくなくても。

 

過去形や未来形もさほど難しくないと思いますし、順番的には

「『です』ちゃんチームは3人じゃない!」と突っ込まれる前に

早めに教えたい( *´艸`)

 

私はいつも「基本は3人でいい。ポケモンが進化するような

もの。強くなるわけではないんだけど」と説明しています。

 

近いうちに仲直りしてほしいです。

以下、近未来予想図

ですちゃんチーム(Be動詞)とますちゃんチーム(一般動詞)仲直り

 

余談ですし、古い話ですが、タマタマがナッシーに進化した時ほど、

驚いたことはない。

進化する時に、「何が生まれるんだろう」と思って見ていたら、

まさか卵が実になって、ヤシの木が走り出すとは・・・

英語教育にもそのくらいの発想の転換があってもいいのではと

思います。

コロンブスの卵の話も以前に書きましたし、学習心理学ができる

こともたくさんあります、きっと!

 

 

 

英語学習は学習心理学にお任せ⑦

さて、またまた復習しがてら少し進みましょう。

 

 主語が 私(達)とあなた(達) 以外、

つまり三者的存在で単数(1人・1つ)現在の時は 

「ます」ちゃんにsが付くという説明をしたのを覚えていますか?

 

    He eats lunch.       彼は昼食を食べます

  日本語では、「食べます」のままで、主語によって変化はしないので、

 を落としがちになりますので、一応注意しましょう。

  「一応」程度でいいと思います。減点はされるでしょうが、

そういう細かい文法にはこだわりたくないです。

 

 では、 彼は昼食を食べますか  という疑問文にしてみましょう。

 もう覚えたと思います。「です」チームは出てきません。

 

            Do  he eats lunch?

 お助けマンDoを先頭に出して、よい感じですね。

 

 でも、残念。

 この場合は、お助けマンのDoが お助けついでに 

余計な感じでついているsを一緒に先頭に 連れていきます!!

 

 なので、 Does he  eat?    になります。

 ちょっとややこしいのですが、sがくっつく時のルールで 

es  になっています。

 とりあえず、Do がsも連れて行ってあげた と覚えておきましょう。

 (子音+oにくっつく時は、es になる等のルールも少しずつは覚えた方がいいのでしょうが、この辺の文法はあまり重視していません。骨格に関係ない枝葉末節な文法は

それこそ英語嫌いを作るので、最初はスルー主義)。

 

 

 

お助けで呼ばれた Do が  もつれて 先頭に行き 

Does になって めでたく完成します。  







                                                                                                      

 

英語学習は学習心理学にお任せ⑥

「ます」ちゃんチーム お待たせてしました。

 

 あなたは 昼食を 食べます。   You eat lunch.

  You are eat lunch.   は やめてくださいね。

 しつこいですが、「です」ちゃんと「ます」ちゃんはケンカ中

 

 では、 あなたは 昼食を 食べますか  

  Eat you lunch?       ではありません。

 

「ます」ちゃんチームは「です」ちゃんチームと同じことはしたくないです。

先頭に飛び出す気のない「ます」ちゃんチームの一人

 

では、どうやって疑問文を作りましょうか? 

「です」ちゃんのマネはしたくない。

「ます」ちゃんチームは元々仲間が多いので、ここでも、仲間を呼ぶことにしました。

「おーい、手伝ってくれる?」→「いいよ」ということで

 

  お助けマン Do が先頭に  行ってくれました。 

      Do you eat lunch?  

似てるけどちょっと別格のお助けマン

 

  ます」ちゃんチームに似ていますし、「です」ちゃんチームを手伝いには行かないようです。    

 「です」ちゃんチームはこんな感じだし(小さくできました)