英語学習は学習心理学にお任せ⑧~カードを使った学習~
ここまでは、
①説明にストーリーを持たせて有意味にして、記憶しやすくして
②超簡単な基礎的な文で、英語の文の構造をはっきりさせ、
③混乱しがちな「です」ちゃんチーム(Be動詞)と
「ます」ちゃんチーム(一般動詞)をしっかり区別
してきました。
実際に教える時には、ことばでの説明だけではなく、実際にパターン練習をすることで、理解は確実なものになります。
でも、書くのはスペルも分からないし、写すだけでもうんざり ということも
あり得ます。
スペルを覚えるためには、書く練習も必要ですが、まずは文法、骨格をおさえ、
英語学習に抵抗をなくすために、私は
各種のカードを用います。
これは、書く負担を減らすだけでなく、動作で英語の仕組みを覚えるためにも
最適という積極的な意味合いを持っています(*^^)v
私のブログのアイコンは英語カードの1つの例です。
英語だけなので、どちらかというと、それなりにレベル高めの場合に使います。
最初は I You He くらいの3枚の主語カードと
ですちゃんチームの am are is の 3枚のBe動詞カードと
boy girl student の3枚くらいの名詞カードを出します。
冠詞の a や ? もいります。
「ぼくは です 男の子」のように言って、I am a boy. を作ってもらいます。
「じゃ、あなたは だったら?」のように言って、主語を置き換え、Be動詞が
変化するのを十分実感してもらいます。その後、boyの方(補語)も入れ替えてもらいます。
そして、いよいよ質問文。「あなたは生徒ですか?」にするために
You are a student. を変形させる場合、
「カードを1枚だけ動かすように」と言って
必ず、"are"のカードを先頭に移動させます。
両手を使って、You と are を入れ替える人も多いですが、「1枚だけ」と
強調して、「質問文は前に出ていく」感覚を覚えてもらいます。
つまり 元気な「です」ちゃんジャンプの図です。
単語カードの方は裏返すと大文字になるように作成してあります。
are を先頭に出すだけで良いのに、後ろまでいじりたくなる人たちの誤学習の
消去や Am I ~ は聞きなれないので、迷っていた人もこの方法ですと、
パターンをすぐに覚えられます。
最初のうちは、boy やstudentの文字だけのカードではなく、 男の子や生徒も
描かれている絵カードを使ったりすると、さらに簡単。
you a student ?