「です・ます」英語学習法

学習心理学理論に基づく英語学習は成績向上の切り札

英語学習は学習心理学にお任せ②

 私は少林寺拳法の指導者もしています。

 でも、少林寺拳法の話ではなく、前回の続きです。

 

 昨日、学習を進めるのには「既知」のことに結び付けることが大切といった内容を書きました。その例をあげてみたいと思っています。

 残念ながら少林寺拳法はあまり知られていないようです。簡単に説明しようとすると、

「空手とか柔道に似てる。突いたり蹴ったりと、投げる技もあるから」のように既知の「空手」「柔道」に結び付けると、理解してもらいやすいです。

 

 もちろん、少林寺拳法は独自の体系を持っていて、空手や柔道とは異なります。

 極めるなら違いも知ってほしいです。でも、最初に分かりやすくするためには、この説明でいいのではないでしょうか?

 

 「英語は英語のまま理解する」「日本語から理解しようとしても、行き詰る」は正しくても、年少の入門希望者に少林寺拳法の独自性について語りまくるようなことはしません。

 

 う~ん、少林寺拳法が既知ではない可能性があり、ピンとこない悪い例だったかもしれません。

 では、100万円かかったゲームで、「ソフトボール」について上手に説明する必要がある時に、野球を見たことも聞いたこともないAさんと、野球ファンのBさんのどちらを選びますか?

 

 せっかく日本語が身についているのですから、それを活かさない手はないです。

 

 日本語ファースト・日本語万歳!!